金めっき とは
金めっきは金の優れた特長である光沢と耐食性を向上させ、精密な電子機器には金メッキされた部品が多く使用されています。
金めっきの特徴
① アルミニウム、鉄系、チタン、樹脂材料などに対応可能
② 防食性に優れる
③ 皮膜が柔らかい
④ 純度の高い金のめっき皮膜が得られる
⑤ 電気電導性に優れる
⑥ 熱電導性に優れる
⑦ RoHS指令に抵触しない
プリント基板、電子部品、半導体などに利用されています。
金めっきの種類
金めっきは金含有率が99.9%以上の電気めっき、金合金めっきは金含有率が58.5%以上99.9%未満の電気めっきと区分されています。
一般に軟質である純度の高い純金めっきは軟質金めっき、硬度の高い金の合金めっきは硬質金めっきと呼ばれています。
金めっきの区分
純度が5種類(24K、22K、18K、14K、10K)あり純金と呼ばれるものは24Kとなります。
金めっきの色は合金比率、配合金属の種類(コバルト、ニッケルなど)によって異なります。
24K(純金99.99%~100%)
22K(純金91.7%)
18K(純金75%)
14K(純金58.5%)
10K(純金42%)