クロマックス

自社開発コーティング
クロマックス CROMAX

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自社開発コーティング "クロマックス"とは

クロマックス

クロマックスとは、高寿命・高耐久性を目的として自社で開発された次世代めっき皮膜です。

従来の硬質クロムに比べて硬度では20%アップ、磨耗では2~3倍アップしています。
さらに49±1°Cの低温処理としては、超硬度で歪みなどの心配もありません。

クロマックスの結晶構造は細かく、3方向に成長が見られ、従来の単一方向のクロム皮膜に比べ複雑になり、多方向からの負荷に対応できます。

用途 従来の硬質クロムめっきより耐摩耗性を求める場合
高硬度・耐摩耗性・耐焼付け性
取扱商品 ゴム金型、プラスティック金型、プレス金型、ガラス金型、SMC金型、砂金型、タイル金型、瓦金型、ロール、機械部品、治工具など
最大加工サイズ 5500 × 2400 × 1500
最大重量 15t
材質 鉄、鋳鉄、銅、ステンレス、アルミ、その他の非鉄金属(ご相談ください)
ベーキング 191°C、3~5h
検査 外観、膜厚、公差寸法、成績書の発行可


硬質クロムとクロマックスの特性比較

比較 硬質クロム クロマックス
硬度 Hv900 Hv1,100
耐摩耗性(スガ式)
※1
35DS/mg 160DS/mg
耐摩耗性(ボールオンディスク式)
※2
1328.5µm² 85.2µm²
表面粗さ Ra 11.5nm Ra 8.6nm
皮膜構造 1配向性 3配向性
白~光沢 外観 超光沢
※1 スガ式
 1mg削れるのに必要な砥石車輪の回転数(DS/mg)数値が大きいほど耐摩耗性に優れる。
※2 ボールオンディスク式
 相手材は超硬、荷重3.0(N)、速度10.0(cm/s)(µm²)は摩耗面積。数値が小さいほど耐摩耗性に優れる。



クロマックスの利点は、高硬度かつその特性よって得られる耐摩耗性であり、硬質クロムめっきのその他の特性である離型性、耐食性に関しては、ほぼ同性能となっています。
離型性を要求されるようなプラスチック、ゴム金型よりは、高硬度、耐摩耗性、摺動特性を要求されるプレス金型、機械部品に適用でき、より高い耐久性と安定生産性が得られます。





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